英語の長文読解を得意にするコツ~英文を読むのが楽しくなる方法〜

多くの学生は英文の読解が苦手なまま英語の授業を終えてしまいます。

いくら本離れと言えども、スマホでいろんな記事を日本語で読んでいることには変わりはありませんが、英語の記事を読んでいる方は日本ではかなり限られてしまうようです。

英語の長文読解が苦手な理由

学校での英語の授業では、ひとつのレッスンやユニット・セクションごとに、同じ一つの話題に関する英文が書かれているにもかかわらず、ひとつひとつの文を理解することに時間がかけられて、全体的にはどんなことが書かれていたのかが焦点にならない授業が多いからではないでしょうか?

知らない英単語の意味を確認しながらでは、段落ごとの意味取りすらできず、細切れの英文を読んでいます。

分からない単語が出てくれば、すぐに辞書で引いてみましょう~的な勉強方法では、たとえ面白い話でも話の腰がおられ、筋がよくわからず嫌気がさしてしまいます。

日本語で長文を読む場合との比較

中高生ともなると、知っている漢字の数もかなり増えて、知らない言葉が出てきて読めないとしても、なんとなくこんな意味かなと想像して次の文章にどんどん進めることが出来ます。

そして、段落ごとに何が書かれているのか?作者は何を言おうとしているのか?はたまた、自分がその人だったらはどう思うのか?へぇ~そんなこともあるのね?!なんて思いを巡らすことが出来て、初めて、読書が楽しめるようになります。

もちろん!英語の場合も日本語と全く同じことが出来るのです!

ひとつの段落に書かれている文章を一気に読破してみましょう。

もちろん初めて出会う単語があっても、なんとなくこんな意味かなぁ~と前後の文章から推測しながら読み進めましょう。

特に英語の場合は、結論が先に飛びだしていて、どうして? と立ち止まることもあるかもしれませんが、次を読み進めるとその説明や理由が書かれていることがよくあります。

初めての英単語に気をとられるよりも、何が書かれているのか?に注目してみましょう。

知らない単語ばかりが登場するような文は選ばず、レベルを下げた英文から始めましょう。

長文読解が出来るといい事は何?

中高生ならば、まずは入試につながると言う点でしょう。

中学・高校のどちらの入学試験にも必ず英語では長文読解が出題されます。

特筆すべきは、大学入試です。

2021年から始まる大学共通テストの英語では、出題はすべて長文問題です!

今までのような、文法だけを問う問題は消えてなくなり、長文を読み解かないと全く点数が取れないようになってしまったのです。

他にも良いことがあります。

英語で書かれた記事や本を読むことも楽しめます。

いまや、世界は経済・金融・病気など、よいことも悪いこともすべてつながっています。

世界の情報が取れると言うことです。

もちろんトレンドをいち早く知ることも出来ます。

世界の人の考え方・ライフスタイル・流行しているものなども、インターネットサイトや本を通して手に入れることが容易です。

どうすれば、英語の読解力が手に入れられる?

英語を読み進めながら、理解していくということが必要です。

ご存知の通り、英語は日本語と語順が違うので、英語は前から順番に訳す癖づけをしましょう。

これが出来るようになると、英文を二度読みする必要がなくなります。

その際に、英語のルールである文法を知っていると正しく意味をとることが出来ます。

あと、英文を読むスピードもちょっぴり負荷をかけてあげてみるといいですよ。

英語が早く読めて理解が出来れば、いい事ばかりです。

入試や社会に出てからも役立つに違いありませんし、あなた自身の趣味や興味のあることの世界を広げることも可能にしてくれるのです。