英検直前！1週間前にすべきこと～今から合格に向けて出来ることがあります

英検には、従来型・S-CBT・S-interviewと3種類の受験スタイルがありますが、

ここでは、従来型やS-CBTの試験が1週間後に迫っている方のために、すべきことと出来ることを大阪市中央区にあるLotus English Schoolで英検指導１０年以上になるバイリンガル日本人講師がお伝えします。

試験時間の配分を考え、対応できるように準備する

今までに、英検の準備をしっかりして来たはずですから、これから英単語の数を増やすとかではないはずです。

あらら…何も出来ていません～なんて方はとりあえず過去問題ですよ。過去問を買いに行かなきゃ～なんて思った方、大丈夫ですよ。英検サイトにどの級の過去問も３回分掲載されていますので、そちらを使いましょう。

過去問題を通してすべきことは、どんな出題形式かを理解し、試験時間の配分を考えて、対応できるように準備することです。

まずは、各パートの問題形式に慣れると、次に重要なのは時間です。

• 自分のペースを知ろう⇒各問題に何分かかっているのか？
• 試験時間から考えると必然的にかける時間が決定⇒各問題に何分かけられるのか？
• 自分の解き易い順番をみつけよう⇒どの問題から解き始めるのか？

この3点に留意してあなたなりの時間配分を考えてみましょう。

☆大問１

4択で単語や熟語を選ぶ問題ですが、意外と時間がかかっていませんか？

ここはさっさっとどんどん次の問題に進むイメージで問題を解きましょう。

なぜならば、大問１は、単語力と熟語力と文法が問われる問題ですが、インプットされていない単語は悩んでもあなたの脳から答えを引き出せないので時間をかける必要はありません。

自信のない問題やよくわからない問題では、とりあえず答えを選び、問題に印をつけておいて時間があれば戻ってくると良いでしょう。

あなたは何分で大問１を終えることが出来たか記録を取り、他の問題に進みましょう。

☆長文読解問題

時間をかければ正解を選べる状態から、試験では限られた時間内で正解を見つけられるようになる必要があります。

質問をよく読んで何が問われているのか？を明確にしてから本文の中にある答えをじっくり探しましょう。単語や表現は違うかもしれませんが、必ず問われている答えが本文に潜んでいます。

さて、ここまでの所要時間はいかがでしょうか？ライティング用の時間は十分にとれたでしょうか？

リーディング問題もそれぞれの問題を5分・10分・15分で解くと言う風に決めておくとよいでしょう。

もし、時間がオーバーしている場合は、どの問題で時間がかかりすぎているのかよく検証してみましょう。また同時に、もっと早く進められる問題はどこかも考えてみましょう。

リーディングのスピードを上げるポイントは、目を早く動かすことです。必然的に理解する脳がそのスピードについてきてくれるようになります。

ただ、これは一日してならずですが、イメージだけでも常に持つようにすると変化してくるでしょう。

☆ライティング問題

2024年第1回目の英検から、3級以上のライティング問題がもう一つ追加され2問となりました。ますます、ライティング重視の傾向が明確で、その準備が英検合格には必須です。

S-CBTで受験の方は、申し込む際にライティング試験を紙に書くのか、コンピュータでタイピングするのかを選択しているので、受験本番と同様のスタイルでライティング問題をタイピングするor書いてみる練習をしておきましょう。

ライティング問題に関しては、2024年第1回目の3級以上の新しいライティング問題（英作文問題）についてに詳しく書いていますので、そちらをぜひご覧ください。

ここでは、ライティング旧問題についてです。

3級：10分　準2級：15分　2級：20分　準1級：25分　1級：30分を目安にしてみましょう。

何と言っても、ライティング問題では、与えられた問題（QUESTION or TOPIC）を正しく理解することが大切です。

ライティングで点数が上がらない方は、問題の意味を取り違えている場合が９０％です。特に否定文やnotが使われていないが否定の意味を含んだ単語には要注意です。

よく読んで、理解が間違っていないか確認しましょう。旧問題のTOPICは3回は読んでくださいね。

同時に、次のような方法もあるのでお伝えします。

絶対に順番通り大問1から始めないといけないとは決められていないので、本会場や準会場受験の方は、あなたに合った順番を事前に決めておく方法もあります。

例えば、3級以上のリーディングパートとライティングパートは、同じ時間区分の中で解くことになるので、ライティングパートを1番初めに取り掛かる方法もあります。

この1週間に、あなたがライティングパートを自分の力で書いたら何分かかるのかを知り、時間配分に合わせられるように準備しましょう。

実はこのライティングで合否が決まると、当校のデーターが証明しています。

ライティングに不安がある方は、当校の毎月開催している単発ライティングクラスに参加するのもひとつの方法ですし、当校では、ライティングの添削コースもご用意していますので、ご活用ください。

時間配分が決まれば、その時間内に合わせるにはどの問題でどうすればよいかを考えられるようになると思います。

リーディング＋ライティングの本番の合計時間に合わせて問題を解くことを体感して準備しておくと本番で慌てることはないでしょう。

何度も過去問題を聞いて耳慣らしをしておく

☆リスニングパート

リスニングの出題の方法はもう理解できているはずですが、それぞれのパートがどんな出題方法かを理解しているだけでも落ち着いて受験できます。

まだ１週間あるので、何度も過去問題を聞いてみましょう。

ここでは、準2級のリスニングパートについてお話しします。

準2級のリスニングのパート1は、解答の選択肢も読み上げられるので、特に聞くことに集中する必要があります。

パート２以降は、答えの選択肢が書かれているので、パートの説明をされているときや問題文が放送される前に、選択肢に目を通しておくとかなり聞き取りやすくなります。ここでも早読みが必要となります。

リスニングのパート2は男女二人の会話の内容についての質問に対して、書かれている選択肢から解答を選ぶ問題ですが、男女それぞれが言っていることを振り分けて、ふたりの関係性や状況を想像しながら聞くようにしましょう。

パート3は、ひとりの人が話す内容に関する質問に関して、書かれている選択肢から解答を選ぶ問題です。このパートも選択肢が話されている内容のヒントにもなるので、先読みで正答率が上がります。

問題用紙に書かれている解答のための選択肢の先読みがとても重要となります。この先読みパターンを身につける練習をしておきましょう。

十分に先読み時間がない方は、キーワードにアンダーラインを入れたり、英検受験が初めての方は、単語の和訳を選択肢の横に書いておくなどの方法も試してみましょう。

どんな問題が出題されるかわからないので、何度も過去問題を聞いてしっかり耳慣らしをしておきましょう。

まだ、リスニングパートの準備が出来てない方がいますぐすべきことは、とりあえず過去問を解いてみて、50％程度やそれ以下の正解率ならば、リスニング本文の原稿や問題文・選択肢を読んで、意味が理解できているかの確認からのスタートです。

読んでもわからないものは聞いても分かるはずがありません。

スピーキングは過去問題でどんな質問がどんな順で出題されるのかのイメージトレーニングをする

冒頭にも書いたように、従来型で受験される方は、１次試験に合格してから、2次試験でスピーキングの試験がありますが、S-CBTで受験される方は、スピーキング試験の準備も必要ですので、その対応策をお知らせしておきましょう。

すべての試験の中で一番最初にあるのが、スピーキング試験ですので、ここで失敗するとあとのリーディングやライティングがやりづらくなるので、手を抜かず準備しておく必要があります。

過去問題でどんな質問がどんな順で出題されるのかのイメージトレーニングはもうできていますか？本番通りの英語でのご挨拶の部分から最後まで流してイメージトレーニングをしておきましょう。

録音されたあなたの解答で採点されるので、声に出して練習することがとても大切です。

時間が許す限り、できるだけ多くの過去問を解いて英語での答えを準備して、スラスラ答えられるようにしておくと、本番でも落ち着いて答えられるでしょう。

最後は…

あなたが決めた時間配分と順番ですべての問題を解くリハーサルをしておきましょう。

英検受験生全員の合格を願っています。頑張れ～と大声援を送っています。

まだ、英検合格の対策に不安がある方には、当校の講師と1対1のマンツーマン単発レッスン（90分間22,000円）をご用意していますので、お気軽に☎(06-6949-8141）or Email: info@lotus-english.jp でお尋ねください。ただしお早めに！

また、当校では、毎年の英検本会場・準会場試験に合わせて、1回4時間の英検直前講座をしています。少人数グループの個別指導です。詳しくはこちらからご覧いただけます。

このページでは、英検本番まで残り僅かなので、直前にできる最低限のことを書きましたが、当校の英検用の単発レッスン（２～４名の小グループでの個別指導）やレギュラークラス（講師と１対１の個人指導）では、あなたの弱点を補強したり、英検特有の問題の解き方（ヒント）をたくさんお伝えして、合格に導いていますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

英検前日にすべきこと

英検前日にすべきことはこちらに記載しています。→https://lotus-english.jp/blog/eiken-last-lesson

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