【英検】準1級ライティングパートの鉄則を公開
当校のレギュラークラスでは、もう何百回も言い続けている【英検】のライティングで高得点をとるための鉄則がいくつかあります。
今回2023年度2回目の英検準1級のライティングパートの模範解答を読むと、その鉄則がオンパレードだったので、笑ってしまい、皆さんとシェアしますね。
英検に合格するには、ライティング問題で高得点を取ることといつもレギュラークラスや1DAYライティングクラスで話しています。
同時に、英検さんが望まれていることをしましょう~と、英検さんが好きな表現や単語の使い方などの特徴もお伝えしています。
英検ライティング問題の出題TOPICはかなり今風で、現在の社会問題について問われることばかりです。
今回は、2023年第2回準1級のライティング問題を使って、合格を狙うために必須となる鉄則をお伝えしますので、今すぐ、英検サイトの過去問題に掲載されている模範解答を見ながら、下記を読んでみてくださいね。
今回のライティング問題のTOPICは
企業は再利用が簡単な商品の製造することを要求されるべきか?と直訳しました。
要は、会社はリサイクルしやすい商品を作るべきか?と理解しましょう。
リサイクルとくれば、もう環境問題です!英検さんが大好きな問題です。
英検では、環境問題に関する出題がたくさんされてるよぉ~と何度もみなさんにお伝えしています。
環境問題とは何かをまず日本語で理解してほしいので、その説明とそこに使われるの言葉をたくさん英語でも紹介している記事を以前このブログでアップして、多くの方に読んで頂いています。そちらも合わせてお読みくださいね。
本題を続けましょう~そして、この模範解答では、お答えはYES。
理由は2つ求められているので、次のとおり
理由①:再利用が簡単な商品は汚染を減らす
理由②:継続可能な製品に対する客の要求は急速に成長している
実は、理由選びがうまくできないと、それをサポートする文章もうまく書けず、文章が続かないことが多かったり、2つの理由説明が同じ内容になったりしがちです。
それを解決する方法として、それぞれの理由を全く違う立場で理由を見つけることです。
過去の問題で何度も伝えている通り、この問題では、会社と消費者の立場に立った理由選びをすることがうまく行く方法です。
まさに、模範解答もその通りになっていました。
次にサポートセンテンスについて
理由①のサポートセンテンス
工場(製造所)のカーボンフットプリントを下げるだけではなく、しばしば有毒ガスが発生するゴミ廃棄所に捨てられる製品をより少なくすることをも導く。それゆえ、そのような商品を製造することは企業の環境責任の鍵を握る(=重要)部分となる。
出ました~英検さん大好きな表現です~not only but also~この表現はぜひ使えるようになって使ってください!
次に注目すべき表現は、英語特有の説明の重要性です。
日本語は省略の言語なので、わかってるよね!と思われることは表現しない=言葉に出さない~と言うことが暗黙の了解?なので、英語の時は日本語では隠れている説明を十分にする説明する必要があります。
その例が、ゴミ廃棄所の部分です。英語の長めの説明は日本語と語順が異なり、あとから詳しい説明がついて来ますね。
最後の文章は、動名詞を主語にした文章です。多くの種類の構文や文法を使い文章のヴァリエーションを飛ばすことも求められている重要な点です。
しかも、企業の環境責任だ!となりがちなところも、企業の環境責任のカギを握る部分となると表現しています。
憎い言い回しですね。 この言い回しも覚えておくと、他でも使えそうですよ。
カーボンフットプリントと言う言葉について説明しておきましょう。
カーボンは炭素、フットプリントは足跡となりますが、商品やサービスなどのライフサイクル各過程(原材料調達から製造・販売・使用・リサイクル・廃棄まで)で排出される温室効果ガスの排出量をCO2の排出量に換算して、消費者にもわかりやすくした指標です。
および、その数値を商品やサービスなどのパッケージに記載する制度でもあり、Carbon Footprint of Productsの略語としてCFPと明記され、私たちの生活活動において地球温暖化に与える影響を〈見える化〉して把握するために用いられています。
理由2のサポートセンテンス
顧客は、購入決定による影響をますます認識し、多く(の人)が環境に優しい製品を積極的に探し出している。
もし会社が簡単にリサイクル可能な商品を製造しないと、環境に配慮した消費者のこの成長している市場のニーズ(必要性)を満たすことが出来ないだろう。
ここでは、まず、be aware of と言う熟語が使われていますね。~に気づく・~を意識する・~を認識する
はい!出ました! eco-friendly~日本語でもよく使われていますね。正しい英語なので、ぜひ使ってみましょう。
余談ですが…
この eco とは、ecology = 生態学=生物と環境の相互作用を研究する学問の分野 から来ています。
実は、もし~以下の文章、否定文です…~しないと~できない…この notを使った否定表現はいただけない~とレギュラーレッスンで言っている文です。英検さん!しっかりしてください!と言いたいですが…模範解答ですから…
英語の文章において、強調以外の否定文では、not はあまり見かけません。英検の長文読解問題の本文を見られたらすぐにお気づきかと思います。not が使われている英文がほとんど見当たりません。
後半には fail to が使われています。これは二重丸ですね。模範解答を偉そうに評価しています(笑)
fail to =~し損なう・~出来ない と not の入らない否定の意味を持った表現です。
最後の結論
この部分の説明はもういいですね。
また気が向いたら、付け加えますね。
準1級合格を目指す皆さん、頑張ってください~
当校では、レギュラークラス中高生のための英検コースや1DAY 英検ライティングレッスンで、ライティングで高得点を取るためのたくさんの方法を楽しくご指導させて頂いています。レギュラークラスにご興味のある方は、無料体験レッスンでお会いしましょう~
2010年に大阪市中央区本町橋に英語発音リズム研究所・Lotus English Schoolを開校。米国やデンマークへの留学・国際結婚・米国に始まり英国やデンマークに本社を持つマルチナショナルな外資系企業への転職を経験し、国際営業・支社長バイリンガル秘書・輸出入・ロジスティックス・人事など多種に及ぶ仕事の経験を活かして英語・英会話を子供から会社員・シニアまで指導中。
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