英検リスニングテストが苦手…最初の部分を忘れる…バイリンガルになる方法

リスニングテストで流れる英語が全く記憶に残らないという方がおられます。

今日はどうしたら英語を記憶できるのか?その方法、どうして記憶にとどめているのかをお伝えします。

まずは、当校のリスニングに問題を抱えている生徒から詳しく話を聞き、具体的な問題点を聞いて、その解決をレッスンで実践している方法をご紹介します。

リスニングの問題点

・問題点その①

知らない単語が出て来たら、そればかり考えだして、あとは全く聞けない。

・問題点その②

最後の単語しか記憶にとどめられない。

・問題点その③

聞こえてきた英単語を書留めると、忘れないので、書いてみたが、書いている間に、話されている英文がすべて終わっていた。

これらの問題をお持ちの方は多いかと思います。

問題の解決方法

ひとつひとつ解決策をお伝えします。

・問題その①の解決策

知らない単語が出て来てもスルーする!その単語は文意にはあまり関係なく、その次の文章が重要かもしれません。あなたの脳にその単語のデーターが入っていないのであれば、いくら記憶をたどっても、出てくるはずがありません。その英単語のことを考えている場合ではありません。

知らない単語をスルーする勇気を持ちましょう。

ただし、まずは中学で学ぶ基本英単語をすべて理解できるように準備することも同時に重要です。この基本英単語なくして、日常会話はハードルが高いかもしれません。覚えてない英単語があれば、出会ったときにその都度覚えるようにしましょう。

また、英単語の暗記が苦手という方が、学生の中にとても増えています。英単語を覚えることなど、ひとりですることと思っている大人の方は多いと思いますが、今の子供たちの中には、ひとりでは出来ない生徒も非常に多いのです。英単語の暗記については、別の記事に書いていますので、そちらをご覧ください。

さらに、英語の発音があなたの思っている音と違う場合があります。英語はひとつひとつの単語を発音する場合の音と英語の文章の場合では、単語と次に来る単語と音がつながり(リエゾン)、音が変わる場合がよくあります。

これには、正しい発音で英語を読む音読練習で大きく変えること出来ます。

・問題のその②&その③の解決法

聞こえてきた英単語を書き留めることをすべてやめる!聞こえてきた話の筋を絵にする方法を推奨しています。

文字ではなく絵をあなたの脳に焼き付けていきます。絵はひとつではなく、話の流れによっては複数になることもよくあります。

話のイメージ画を作ると、その画像は何度も見返すことが出来て、記憶をたどることが可能となります。

あとは、あなたの大人力(=過去の体験)と流れてくる英文の筋を組み合わせて、恐らくこの流れなら、こうなるのではと予測をつけることも助けになるでしょう。

さらに、聞こえてくる英文の中に、alsoやhoweverなどの接続詞には要注意です。ここでもあなたの予測を働かせることが可能となります。

解決法の練習

リスニングの際に多くの方が抱える3つの問題の解決法をお伝えしました。当校は講師と一対一のマンツーマンレッスンなので、レギュラーのクラスでは、このやり方を身につけてリスニング対策をしています。

この方法が身についていると、英検級が上がっても、リスニング対策に時間を多くさく必要がなくなり、とても有効です。

この方法をご一緒に学びたい方には、当校では英語の発音を学ぶ大人のレギュラークラス・子供のレギュラークラスや1DAY クラスも開催しています。

英検だけではなく、すべてのリスニング試験、または、英語で講義を聞いたり、会話を楽しむ時にもこれらの方法はとても有効です。

ただし、私たちの脳はとても優秀ですので、英語脳が出来上がりバイリンガルとなり、単語を思い出しながら聴いたり、話しながら聴く、聴きながら書くなど、と言う2つのタスクを同時にすることが可能になります。

日本語の時には出来ている脳の使い方なので、英語になると出来ないという訳はありません。

あなたの英語脳が確立される時までは、このページで説明した方法をぜひ実践してみましょう。