中高一貫私立校でも英検は重要!~ 英検の先には大学入学共通試験〜

中学受験において、年々多くの学校が英検の合格級を要求してくるため、優位に進めるためにはどうしても英検受験が必要となるのだが、偏差値が高い超難関校は、実力主義なのか当日の入試の結果に重きを置き、生徒募集要項に英検合格級を求めるところは少ない。

ところがここ最近、当校の無料体験レッスンにママに連れられてくる子供たちの通う私立中学校がますますグレードアップして、いわゆる中高一貫の超難関校の生徒がきている。

超難関校私立中学では、受験時に英検合格級が求められていないので、入試教科の勉強に集中し、英語に関しては力を入れることなく私立中学へ入学。

ところが、入学後に学校から「中学○年生までに【英検○級】に合格が必須」なんてことを言われるのだそうだ。

ここでママたちは大慌てになる。

学校の英語は苦手じゃないけど、英検は未経験。ましてや学校で受験するとなると、うちの子だけが不合格だったらどうしよう?と・・・

これが、この夏前から当校の体験レッスンを受講する難関校の生徒が増えている理由だ。

小学校時に英検受験を経験している子供たちは、楽しみながら英語を学び、多くの英単語の知識もある。何よりも英語を聞く耳が育ってる場合が多い。

しかし、残念ながら中学受験の科目ばかりに力を入れていた超進学校の子供達には、ここが大いに欠落している。

英語を読ませれば、読めることは読めるのだが…何とも言えない独特の日本語英語の発音とリズムで読んでくれる。

これでは、英検受験の際に、リスニングで点数を上げることが非常に難しい。

実際にリスニング試験をしてみても、はぁ???なんて言ったの?なんてことの連続で、基本的な発音とリズム練習からスタートすることになる。

そして、このような難関私立中高一貫校に通うの生徒には、大学入学共通試験がいずれやってくる。

大学入学共通試験でもリスニング試験があり、その配点が200点満点中の100点、つまり英語の点数の半分がリスニングによるものになる。

以前のセンター試験では、筆記が200点でリスニングはたったの50点だけで、合計250点満点のうちリスニング試験が占める割合はの5分の1にしか過ぎなかった。

リスニング試験が、総合計の20%だったのが50%に上がったということが、英検受験を推進する一因かもしれない。

現在の学校での英語の授業では、リスニング指導はほとんどされていない。

教科書を進めたり、受験のための英文法や英単語指導・長文読解と、指導することは山ほどあり、英検指導の時間は全くなし、もしくはほんの少しだけと、対応してもらえないのが現状のようだ。

英語の音に関すると、単語のひとつずつの発音が文章になると、音が変わったり、音が消えたりする場合があり、こうなると、いくら多くの単語を知っていてもお手上げ状態となるのだ。

中高一貫の超進学校が生徒たちのリスニング力を上げるための苦肉の策が、英検受験では?なんて勘ぐってしまう。

そして、英検の先には、大学入学共通試験が待ち構えているのだ。

この変化に早く気づき、小学生の頃から英語の耳を鍛えておくか、もしくは遅ればせながら、中学受験を終えてから英語の音とリズムを学ばさせるのか、悩ましいところかもしれない。

ここには大きくそれぞれの子供の性格が関与してくると思われる。

当校には、すでに確立した発音&リズムの練習のオリジナルメソッドがあるので、短期間でリスニング対応をしている。

今日もこのような超難関私立中学生と、リスニング試験に向けて、英語の発音練習をして、戸惑う彼らの脳=耳を鍛えるレッスンでの指導が続く。

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英語発音リズム研究所
ロータスイングリッシュスクール

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