高校生の息子の英語を何とかしたい~生徒たちとのエピソード①

「息子の英語を何とかしないと大学受験が大変なことになる!英検合格&学校の英語の成績を上げたい」~と言う高2生のママが甥っ子が通う当校の話を聞いてLotusに来たのは、今から5年前でした。

「息子には美味しいランチを食べに行こう」と誘って英語の勉強のことは言わずに体験レッスンにつれて行きます。「そうでもしないと絶対につれて行けません」と事前にママからおしらせがあった。では「彼の好きなスイーツをご用意しておきますので、お好きなものを教えてください」とお伝えしておきました。実は、このママのお姉さんの息子がすでに当校生と言うことで、そのお姉さんからも妹さん一家のご事情をお聞きしていました。

体験レッスン後、すぐに入学!とはならず、10日ほどしてから「やっぱり英語、勉強するわぁ」とご自分から言い出したらしく、当校でのレッスンが始まりました。

無事に学校の英語の成績は、「過去にこんな生徒はいない…高1時に英語の成績が5段階の2だったのから高2で2から4にまで上げた例がない」と学校の英語の先生が驚かれるほど頑張りました。当校としてはもちろん5を狙っていましたが…(笑)

英語学習以外にも講師の経験に基づいたアドヴァイスで将来の仕事につなげるための進路の話もしたり、英検も何とか準2級まで合格したものの…当初の希望大学よりランクを下げての大学への入学となり、ずっと当校はそれが気になっていました。

その生徒が5年ぶりに「会いたい~」と連絡があり、近況報告をするためスクールに遊びに来てくれました。

すでに就職先も決まり、あとは卒論を仕上げるだけとのことでした。大学生活のこともたくさん聞かせてくれて、「柔軟性のあるこの大学だったから自分にはよかった」「信頼できる友人やゼミの先生との出会いがあった」「仕事で頑張って5年後にはこのポジションを目指します」「本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを述べて、自信を持って将来の展望まで話してくれて、やっと胸につかえるものが消えました。

思春期の学生たち、時にはママ達から何を考えてるのかさっぱりわからない宇宙人のような存在と呼ばれる男子中高生も当校ではよくしゃべります!いや、最初から色々と話してくれるわけではありません(笑) 自分の思いや意見を話せるような雰囲気づくりや導きで彼らは大きく変わっていきます。

想いを言語化するということは、言語を学ぶ基本なので、日本語でも話せないことをどうして英語ではなせるのか?と言うのが、当校の思いです。英語学習を通して、人間としても成長し、自信をもって明るい未来に向かっていける人を育てるお手伝いする仕事を頂き日々感謝です。

今回の話に登場した男子卒業生のママが、当校でのレッスンを始めてしばらくすると「あんなに家で不機嫌そうにしていた息子が楽しいそうに家族のみんなとよく話すようになりました」という報告をしてくれていたことも思い出しました!

そうです!ハッピーマインドでないと成績上がらないんです!ハッピーマインドの人を作るのが当校の役割です。

エピソード②につづく